2024年12月号|ヒートショックに注意しよう

1. ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす現象です。 特に11月〜3月の冬場、浴室や脱衣所、トイレなどでの発生が多く、高齢者を中心に毎年多数の事故が報告されています。

2. 発生のメカニズムとリスク

寒い場所では血管が収縮し血圧が上昇、そこから急に温かい場所に移動すると血管が拡張して血圧が急低下します。 この急激な変化が身体に負担をかけ、失神・転倒・心血管系の発作を引き起こします。

特に高齢者、高血圧・糖尿病・心疾患などの持病を持つ方は注意が必要です。

3. 予防のポイント

家庭だけでなく、高齢者が多い職場や施設でも予防の啓発が大切です。

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